アレクサンダーテクニーク研修生によるピアノレッスン

ピアニスティックノート

26日はジェレミーのクラスでした。

レッスンに手を挙げて、私はピアノを弾きました。

相変わらずショパンなのですが、
1楽章の最後のチャレンジングなフレーズです。

左手でトリル。
右手で分散和音。

これが無窮動に続きます。

協調をお願いして自分なりに弾いてみます。
ここから一問一答 &(心の声)。

左手で多く力を入れている理由は?

左手だけでなく、体全体で弾きたいと思って。
(自分ながら意味不明だ💦)

なにか、動きと演奏を分けて考えてない?

確かに!
このとき手はこうしてこうして、と操作しようとしていました。
(ミクロ管理はうまくいかないとあれほど(;'∀'))

音楽を伝えたい。それと、協調して動くこと。
これはひとつのことで、分けられるものじゃないよ。
自分全体で音楽を演奏するんでしょ?
それがグルーブとか、フローとか、ゾーンと呼ばれるものになるんだよ。

そうですね。

信頼して飛び込む。あれだよ、コンパスの。

うーん、そこが怖いんです。(本当チキンなんで)

ひとつのことである。自分全部で、それをやる。
そのためには、その事実に降参しないと。

You need to surrender to it. 
ジェレミーはそう言いました。(英語で言うとかっこいいよね)

怖さもひっくるめて、なにが起こるかわからないことも受け入れて、
自分全体で演奏するということ。それに無条件降伏するしかないのね・・・

それで弾いてみて、起こったことは、
今までやろうとしていたこと、予想していたことと、全く違うものでした。
怖さ半分、でもすごく新しい感動がありました。

そうそうこのグルーブ。
音も動きも何も、全然別のものでした。

自分一人になってかんがえました。

今までなにをしていたんだろうね?

協調作用を使い、演奏にフルにコミットするしかないんだ。

その勇気が出せたのでお祝いです。

  1. 未分類
  2. / trackback:0
  3. / comment:0
  4. [ edit ]

コーチングに、セルフエフィカシーという英語が出てきます。
日本語では自己効力感と言われています。

これは、やさしくいうと、自己評価、自信のようなものです。

たとえるなら、演奏前に、自分ならなんとかできるだろう、と思える類の自信です。
絶対優勝する自信がある、みたいな自信ではありません。

自信がある、自信がつく、というのは、コーチング上、明確な言葉ではないのです。

この、効力感、エフィカシーが高ければ、能力を高めやすく、発揮しやすくなるのです。

では、これをどうすれば上げることができるのでしょう。


この記事でも書きました。

これで見る通り、人をディスったりすることはエフィカシーを高めません。
相手を下げて自分を上げているつもりでしょうが、恐ろしいことに、自分も下げてしまうのです。

試合で、相手のミスに、これは勝てる!と思ってしまう瞬間も、エフィカシーが下がっているのです。危ない、危ない。そういう刹那はこわいですよね。

脳は主語、人称代名詞を理解できません。

あいつはだめだ、というのは、自分はダメだというのと同じなのです。
潜在意識は聴いているのです。

つまり、愚痴の言い合いみたいな集団にいても、
結果自分をディスっていますから、
エフィカシーは下がります。能力は上がりません。

エフィカシーの高い人と会うほうがいいのです。
実際にうまくいっている人、前向きに生きている人と一緒にいることです。
学校なら、成績を上げている人とつるむのです。

学校の不満ばかり言っている人といても、明日はありません。

不満はあっても、そうはいっても、理想の場所ばかりではない。
そういう場でも、自分の大望のために行動している人になりましょう。

今日のポイント: エフィカシーの高い人と接し、自分も高めよう。

  1. 未分類
  2. / trackback:0
  3. / comment:0
  4. [ edit ]

がちんこ、という番組が昔やっていました。

ボクサーを目指す
ラーメン屋を目指す
ダイエットをする

いろんな人が再起をかけて、達人のもとで修業する様子を追った番組です。

その中で、
神取忍さんという女性プロレスラーのもとで、プロレスの修業を始める
若い女性たちを特集していた時がありました。

神取さん、さすがだな、というか、心を打たれて今でも覚えている場面があります。

興行の時、椅子を並べたり、リングを設営しますよね。

その機会に、神取さんは、練習生である彼女たちを、
一人ひとりリングの真ん中に立たせて、
自分のリングコールをさせました。

リングコールとは、格闘技名物の、タイトルや、体重、名前を紹介するアナウンスです。

LPWA所属、●●●●!

自分の名前を、リングインする光景を想像して、力の限り叫ぶ彼女たち。

ありありと自分のなりたい姿を思い描き、
ライトに照らされた正にアリーナの真ん中で、涙を流していました。

厳しいトレーニングも、この晴れ舞台に立ち名前を呼ばれるため。
私はこの時のために頑張りたいんだ!

そういう気持ちを彼女たちが確認する瞬間でした。


ピアノを弾くあなたが、上がりたい舞台はなんですか?

そこで紹介される自分のことを思い描いてみましょう。

想像上のアリーナの中心で、恥ずかしがらずにピアノへの愛を、自分の夢を叫んでください。



美しい音を探求するピアノボディスクールでは、
体の使い方を中心に、ピアノで無駄のない美しい演奏に役立つレッスンをしています。

アレクサンダーテクニークでは、
●●しないように、ではなく、
○○したい、と、考え方を少し置き換えていきます。

アンサンブル、聴衆の前でなにを考えるか、
応用編ではそういうこともレッスンいたします。

具体的な題材ややりたいことをお持ちください。

  1. 未分類
  2. / trackback:0
  3. / comment:0
  4. [ edit ]

アレクサンダーテクニークの教師養成コースに入って
4年経ちました。

その間に、忘れられないレッスンの場面がいくつもあります。
今日はピアノで大きな節目を体験したので、その一場面を思い出しました。


ある生徒が、
授業中に先生の前で、クラスメイトを生徒さんにして教えました。
学校では、ティーチングと呼んでいるものです。


そしてその練習中の人はいいました。
私は、先生になる許可を求めていた、と気づきました、と。

キャシーは、あなたがあなたを先生にするのよ、と言いました。

原文は、You make yourself a teacher.
私が通訳をしていたので、キャシーのイントネーションまで鮮明に覚えています。

自分に許可を与えていいんですね、と彼女は気づいて、深い学びが得られました。


まず、誰かがあなたを何者かにしてくれる、なんてことはないのです。

弟が生まれて自分がお兄ちゃんにいなる、とか、そういうことはあると思います。
学齢になって、小学生になるとか。
年は取ります。
成人に、中年になることはできます。生きていれば。

誰かにしてもらおうと待っていても、何も起こりません。


小説家になりたいのなら、小説を書くことです。
誰の許可もいりません。

ライターになるには書くしかありません。

自分で自分をライターにするのです。

あなたがあなたをピアニストにするのです。




  1. 未分類
  2. / trackback:0
  3. / comment:2
  4. [ edit ]

29日は、来日していたキャシー先生の今年最後のクラスでした。

私のレッスンでの望みは、

オケと弾くときも、一人で弾くときも、オケを聞いているときも
オケを招き続け、みんなと一緒に居続ける、というものでした。

ソロが長いとき、自分はどうあればいいのか。
ピアノを弾く背中をずっと人に見られている感じも実は苦手で。

早速キャシーは、クラスにいるみんなをオーケストラに見立てて
ピアノの周りに配置してくれました。
仮想オーケストラです。

→ふつうは仮想ですが、うちの学校の場合、みなさんが本当のオーケストラなので、楽器をもたずとも効果はばつぐんだ!でした。

それはもう、手を挙げた時からドキドキが高まっていました。

ふー!

椅子に座って心の準備をしつつ、思わず息を吐きました。

その様子を見ていたキャシー:どうしたの?

私:興奮しています。

キャ:そうね。それが必要よ。

弾いてみました。もうドキドキです。

しょっぱなはピアノがまだゆっくりで助かりましたが、
直後のピアノソロが、一番ややこしいといってもいい作りなのです。(どうしてこうなった?)

私:この曲を弾くのに、こんなに興奮したことないです!

キャシー:GOOD! GOOD! その興奮をみんなに与えてほしいの。興奮を使うのよ。

振り返ってみんなを見てみて。

その興奮にみんなを連れていくと考えて。

私の心の声:この興奮に連れていく、と・・・(いっぱいいるなあ。実際に一緒に弾くであろうオケより人数が多いので効果はばつぐんだ)

(解説:私の興奮と冒険にみんなを連れていくのね)

キャシー:YES!YES! そうよ!

どうやら相当いいことが起きているらしいので、

それで弾き始めました。

大興奮でした。

エキサイトでありながら、次第に演奏がまとまってきました。

ひとしきりソロの部分を弾いて。

私:統合できました!
キャ:そうね。そしてこれは、今まで学んだきた成果であることを、認めたいわ。
(そうだよ。やったね。)
私: 結構長くソロで弾いたけれど、招き続けられました。それと徐々に演奏がよくなりました。
キャ:そう!

もう、ドキドキが止まりません。そして自分でも感無量・・・

私はこれをやれるだけの資産をすでに持っていることが確認できました。

これで今年のキャシーとのレッスンが終わりました。

教室でのリハーサルで、これだけリアルにドキドキできたこと、
その上で演奏が徐々によくなったことから、とても大きな手ごたえを得ました。

帰りの電車でも、思いがあふれてきて、乗り過ごすわ、涙が流れるわ、でした。
家まで時間がかかってよかった、かも。

金曜も家で弾いてみましたが、土曜日に弾いたところ、さらに全体的にいい感じになりました。

各フレーズを弾く戦術はすでにあります。
あとは、どう考えて本番で一緒に演奏するか、その戦略を実践する練習です。



  1. 未分類
  2. / trackback:0
  3. / comment:0
  4. [ edit ]

NEW ENTRY  | BLOG TOP |  OLD ENTRY>>

プロフィール

かおり

Author:かおり
アレクサンダーテクニーク研修生によるピアノレッスン
グランドピアノと演奏に役立つ解剖学を使ってレッスンをしています。
HP kaorikitagawa.jimdo.com
もっと上達したい、いい音を出したい、楽に弾きたい、練習しても思うように弾けないというを方を、ピアノを弾く立場からナビゲート致します。

私自身、幾度も行き詰まりながら、再びピアノを弾けるまでに復活し、念願のオーケストラとの共演も果たしました。

アレクサンダーテクニーク教師養成コース研修生として、美しい音と心と体にやさしいピアノ演奏を探求中。
Body Thinkingコーチ。

クラシックをメインに、ソロコンサートなど演奏活動をしています。

TOEIC970・日英通訳。

ジュリア・キャメロンのモーニングページ、アーティスツウェイを唱道しています。

ツイッターアカウント@kaorilavender

英語
アレクサンダーテクニーク
一人の時間を大切に

無料メルマガ登録

美しい音を探求するピアノボディスクール
メールアドレス
Powered by メール配信システム オレンジメール

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム

« 2017 10  »
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -