アレクサンダーテクニーク研修生によるピアノレッスン

ピアニスティックノート

演奏の本番が近付くと考えることがあります。当日のリハーサルのことです。

ピアノ独奏の場合、いわゆる合わせの練習は要りません。本番をイメージして通して弾きます。

今までよくあったことが、

:リハーサルで過去最高にうまく弾けたとき、本番がそれを上回ることができなかった

というパターンです。そういう時は、リハーサルがなければ本番にその演奏ができたのに!と内心思ったりしていました。


リハーサルのやりすぎはよくない、ということはわかります。当日の会場のピアノと、一期一会の演奏をしたいのです。あまりに弾きこむと新鮮味もなくなってしまい、こんなはずでは(汗)、もっと楽しかったのに。。とか、本番が色あせてしまうのです。オーバーリハーサルともいいます。

そしてたとえ1回のリハーサルでも効果があるか不明な自分。今回のコンサートでも当日十分リハーサルさせてもらえます。さて何をどうするか??

:絶対やったほうがいいのは明瞭です。その日の空気で楽器の響きも変わるし、会場が練習室より広いし、自分の指が間違いなく動くことの確認より、感じ取っておくべきことがあります。効果的にピアノを鳴らすことができます。

:曲がクラシックで、楽譜が決まっている。つまり音楽のプランが明確。リハーサルしたほうがいいに決まっている。

:加えて、本番で新鮮な演奏したい。

どうやら、リハーサルの必要性、本番の出来についてどう納得するか、その両立が問題のようです。

そこでいろいろ考えたのです。例えば、来日しているルシア先生に質問するのはどうか??即興のダンサーである彼女なら、新鮮味、即興性のプロですしね。もし訊いてみたらなんと答えが来るか、想像しました。英語で質問のシミュレーションをすると、なぜか先生の言いそうなことも想像していまうのです。

早速レッスンに向かう路上、想像している自分がいました。

想像した先生の答え:リハーサルがどんなによかろうと、本番は別のパフォーマンス。リハーサルのことは忘れて本番にやりたいことをおもいっきりやるしかない。

私:でも、、

想像先生:リハーサルが完璧で、本番が多少キズがあったとしても、その時の自分と観客と作品が一期一会で出会う瞬間、それが本番だから、それでいい。完璧がみたければDVDやCDを見せればいい。観客が見たいのはライブなんだから。

結局レッスンでは質問しませんでした。充実したグループレッスンで満足したし、自分なりの答えが見つかっていたからです。

あとは当日の状況に即興で対応することにします。

::ちなみに、このイメージによる問答は、わが心の師であるジュリア・キャメロンの著書Walking in this world(2冊目のため和訳はでていません)でやったエクササイズに似ています。敬愛するアーティスト(生死は問わない)に手紙を書くというもの。そしてその返事も自分で書くのです。その時はクララ・シューマンに宛てて書きました。返事もすらすらかけて、自分でも感動したものです。::






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プロフィール

かおり

Author:かおり
アレクサンダーテクニーク研修生によるピアノレッスン
グランドピアノと演奏に役立つ解剖学を使ってレッスンをしています。
HP kaorikitagawa.jimdo.com
もっと上達したい、いい音を出したい、楽に弾きたい、練習しても思うように弾けないというを方を、ピアノを弾く立場からナビゲート致します。

私自身、幾度も行き詰まりながら、再びピアノを弾けるまでに復活し、念願のオーケストラとの共演も果たしました。

アレクサンダーテクニーク教師養成コース研修生として、美しい音と心と体にやさしいピアノ演奏を探求中。
Body Thinkingコーチ。

クラシックをメインに、ソロコンサートなど演奏活動をしています。

TOEIC970・日英通訳。

ジュリア・キャメロンのモーニングページ、アーティスツウェイを唱道しています。

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