アレクサンダーテクニーク研修生によるピアノレッスン

ピアニスティックノート

今日は、ほかの方がレッスンでピアノを使うワークをされるのを見ていた。

最初は緊張する~と言って難しいところから弾き始めた彼女。先生が手を添えて本来の体の動きを助ける。

次のトライでテーマが再現するところを弾かれたのだが、とにかく心が動かされて、私は泣いてしまった。

どうでした?と先生に感想を求められたので、あそこのところで泣いちゃいました、と言いいながらうるうる来てしまった。

そういう時は出し切るまで泣いた方がいいのだろうけど、その日はあとあと、まあじわじわっとする感じだった。

あの演奏は、手を添えての最初のトライで弾いた、ほんの短いフレーズだった。

テクニックの高い演奏は聴きなれているが、この曲で泣いたことはなかった。

純真無垢なハートで奏でた音色に心動かされたのか、どうしてと聞かれたとしても、説明はできない。感動してしまったとしか言えない。ワークで音が良くなるなんて日常茶飯事だったから。別格の何かがあったのだろう。

実はそれより前に、自分の悩みを開示するワークをして、彼女は涙を流したことがあった。そして今度は私が泣かされてしまった。

他の人も、うるっと来た、とか、ピアノ今度弾いてみようかな、という感想だった。

これだからピアノはやめられない。小さいころから女の子を魅了してきた魔力があるのだ。こういう出来事は、つい忘れがちな、大切なものをいつも思い出させてくれる。

歌を歌った方もいた。今日は心が温まった、といってレッスンを終える人がいた。私が泣くなんて、きっとほかの人は驚いただろう。

自分にしてはまれにみるしんみりした記事になった。



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プロフィール

かおり

Author:かおり
アレクサンダーテクニーク研修生によるピアノレッスン
グランドピアノと演奏に役立つ解剖学を使ってレッスンをしています。
HP kaorikitagawa.jimdo.com
もっと上達したい、いい音を出したい、楽に弾きたい、練習しても思うように弾けないというを方を、ピアノを弾く立場からナビゲート致します。

私自身、幾度も行き詰まりながら、再びピアノを弾けるまでに復活し、念願のオーケストラとの共演も果たしました。

アレクサンダーテクニーク教師養成コース研修生として、美しい音と心と体にやさしいピアノ演奏を探求中。
Body Thinkingコーチ。

クラシックをメインに、ソロコンサートなど演奏活動をしています。

TOEIC970・日英通訳。

ジュリア・キャメロンのモーニングページ、アーティスツウェイを唱道しています。

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