アレクサンダーテクニーク研修生によるピアノレッスン

ピアニスティックノート

2日間にわたる予選が終わりました。日曜は人数も多く、また場数を踏んでいるつわものも多く、聴きごたえがありました。

終了後、参加者と審査員の方々の懇親会・反省会があり、直接アドバイスを頂くことができました。

他の参加者のかたと意見交換して、また先生方とお話して、共通していると思ったことは、(ある程度の技術が確立して、実力を発揮できている、としたら、必要なことは)

いかに自分で音楽を作っていくか?

ということだとやはりわかりました。

コンサートの前も、自分でこうするときめて、その表現をできる精度をあげなさい。そうピアニストの方にいわれました。

確かにそれは楽しかったし、とくにアダージョの練習が楽しかったのを覚えています。弾けるから、いかに弾くか?そこに自分らしさがなければ、ただの自動演奏マシンです。

つまり、こうするという表現方法を見つける作業が、ピアニストの仕事。大きくいってしまうとそうなのですが、個別に先生がおっしゃて下さったこともメモしておきます。


左手の2音の和音も響きに気を付けると立体的なサウンドになる。
また、間の取り方とか、いいところもある。その時はよくても全体の流れの中でどうか、客観的に考えるといい。

確かに部分的には弾けているけど納得しきれていない自分がいました。でも決定的に音が少なくて、難しいです。

弾いていると気づかないから、頭の中で音楽をつくっていく。(全体を決めるとき)
作者の意図を妄想する。
その瞬間ハーモニーがいかに響くべきか、聴きながら音をつくる。
弦楽四重奏を指揮するつもりになる。

各フレーズのイメージ、ディナーミクをもっとはっきりと決めて臨むといい。

課題曲では確かにこわこわで、まだ思い切って弾けていませんでした。そのこわごわが音楽に出てしまうのです。せっかくスムーズに弾けた技量があったのに!!

要するに、丁寧に音楽づくりをする作業。それこそがピアニストの練習です。弾ける、から自分の音楽を伝える、それが聴きたいのだ、と。

表現の幅をひろげようと練習していけば、それに必要なテクニックを欲しいと思うだろうし、何をやりたいのか明確になるから体もそれをやろうとしてくれるでしょう。また表現するためのテンポがおのずとメークできるでしょう。って結局最後は上手くいくんですね!

新しい曲を弾き始める時も、最初から考えて弾いていくのが早道なのです。まず弾いちゃってから変えていくのは大変で、時間もかかる。これは参加者のかたとお話ししたことです。

点数とか順位はもうしょうがないことです。でも足りないものがわかって、その教訓を生かしていくことが一番大事だと思います。熟達志向ですから。

期待以上に勉強になる予選でした。本選はいよいよ17分くらいソナタを弾きます。コンサートでも弾いた曲です。だからこそ、自分の可能性のためにコンクールで得たアドバイスを実践して、さらなる向上を目指そうと思います。



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プロフィール

かおり

Author:かおり
アレクサンダーテクニーク研修生によるピアノレッスン
グランドピアノと演奏に役立つ解剖学を使ってレッスンをしています。
HP kaorikitagawa.jimdo.com
もっと上達したい、いい音を出したい、楽に弾きたい、練習しても思うように弾けないというを方を、ピアノを弾く立場からナビゲート致します。

私自身、幾度も行き詰まりながら、再びピアノを弾けるまでに復活し、念願のオーケストラとの共演も果たしました。

アレクサンダーテクニーク教師養成コース研修生として、美しい音と心と体にやさしいピアノ演奏を探求中。
Body Thinkingコーチ。

クラシックをメインに、ソロコンサートなど演奏活動をしています。

TOEIC970・日英通訳。

ジュリア・キャメロンのモーニングページ、アーティスツウェイを唱道しています。

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