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家族カウンセラー 中尾英司(ひでし)先生

2011.08.13(23:11) 17

前の記事の続きです。

ジュリアキャメロンの著書により、アーティストチャイルドが生き生きしたと言いましたが、今思えば次に私はもう一つ大きな体験をしていたのです。より根源に迫る作業といえます。現在の行動を形作る心の癖に取り組む作業です。

あなたのこどもを加害者にしないために 中尾英司著

過激なタイトルの本の著者中尾先生は、同名のブログで家族カウンセリングについて解説されています。

中尾先生の手法は、今自分に起きている問題、体の症状、性格、夫婦関係、行動パターンなどなどを、幼いころから刷り込まれた誤った人生脚本を修正し、生まれ直すことでほぐしていく、そんなカウンセリングです。何世代にもわたる家族の問題を自分の代で解決すべく、連鎖を断つ役目も負う人もいます。修正というより、第2の誕生、といってもいいかもしれません。インナーペアレントではなく、インナーチャイルドの気持ちで生きる、そのためにいったん一人になって人生を棚卸して、直視して、本当の気持ちが湧き上がってくるのを待つのです。そうすると自分の本当の背骨ができて、自律 ということになります。

自律へ向かうプロセスは時として、いえ必ずとても辛いものとなります。今まで直視を避けるために依存していたもの、忙しくしていたことをやめねばなりません。自分と向き合い、封印していた本当の気持ちを感じる時間がたっぷりできるのです。震え、フラッシュバック、突然の涙、いろんな感情が噴出します。ものを捨てまくることもあります。心にふたをしていたものを出すのです。そうしないと本当に変われないからです。必要なら一人アパートを借りる人もいます。私も平日だけでも完全に一人の空間がほしい、部屋を借りたい、と夫に申し出たことがあります。昆虫のさなぎになったようでした。できるだけひとりにしてもらったので、その気持ちピークはほどなく過ぎました。お正月も家族3人だけで、誰にも会わず過ごしました。

それまでは、会うともやもやして苦しくなる相手に一生懸命時間を作って会っていました。砂漠に水を撒いていました。一番大切な存在はすぐそばにありました。大切にしていなかったわけではありませんが、もやもやに時間と心を割かなくなったことで、私の違いを敏感に察知してめいっぱい大切な存在は私を求めてきました。もう甘えまくりでした。今度は僕の番だよ!いわんばかり。それはもう中尾先生のブログに書いてある通りでした。

それから3年近く砂漠に水をまかずに大切な存在にたっぷり水をやりました。それはそれは素晴らしい日々でした。今は自分の人生を生きている、そうはっきり感じますし、断言できます。死ぬときに悔いはないだろうと思いました。

それから、これは批判されることも重々承知なのですが、砂漠へもう水撒きはやめましたと伝えたのです。長い手紙を書きました。中尾先生のブログでも 長い手紙 としてコメントを2回にわたって投稿しました。私のコメントに対し削除されたコメントがあったようです。

実は中尾先生もご両親に、やっぱり距離をおいていきたい、と宣言されたことをブログに書かれたのです。ああ、明言してしまった!

ワークはしたものの、ああ、この一言が言えないんだ、と私は思ったのですが、案の定その記事はすぐ削除されてしまいました。それでも、私にもすぐに宣言しなければという事態が起こり、手紙を書き始めました。3日ほどかかったでしょうか。何回も何回も書き直し、涙が止まりませんでした。本当のワークの締めくくりだったのかもしれません。

投かんするときは迷いはありませんでした。星の光も違ってみえました。これ以上大きいものを吹っ切ったことってあるでしょうか?過去の後悔や自責の念、とにかくなにもかもどこかへいったがします。自分を生きることを選択したのは自分であり、その選択の結果は自分が引き受ける準備ができたということです。強くなったというより、ありのままの自分になった、余計なものが落ちたという感じです。

私は八方不美人とブログの最初に書いた経緯です。もとから愛想のよくないなのは自覚していますが。。。本人が棚卸した結果、本当の自分を生きるためにそうしたのです。とにかく不美人になれば自律できると思うことは全く筋違いです。見かけ上のフォームを真似しても、違う筋肉を使っていてはそれは違う動作だってアレクサンダーで習いました。文字通り筋違いっていうことですね。

中尾英司 著 あなたの子どもを加害者にしないために
 同     あきらめの壁をぶち破った人々

上の本は、少年Aの家庭を考察した衝撃の1冊です。
下の本は、著者が会社員時代の実体験をもとに書かれた渾身の企業小説です。

先生のブログは、朝の連ドラの分析、時事問題、社会構造と多岐にわたっています。すべての人が自律して生きられる社会を目指しておられます。ブログでは棚卸の手法も解説されています。











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