アレクサンダーテクニーク研修生によるピアノレッスン

ピアニスティックノート

今日は、ピアノのレッスンを受けた。かなり普通に。

アレクサンダーテクニークのレッスンにハマっているとはいえ、私にはまだまだ音楽的なアドバイスをもらうことが大いに必要だと思っていたから。今継続して入門している先生という訳ではなくて、たま~に見てもらうピアニスト。それがまた最近効くのだ。

ところが今回、ショパンを弾くうえで、技術上の大きな発見もあった。

ショパンのスケルツォは八分音符が続き、しかもとてつもなく速い。8年前、別の先生に習っていた曲だが、今の私は当時とは変わっているはずだ。悪い癖を強化したくないので、敢えてバリバリ弾きこまず、レッスンに臨んだ。

今日教えていただいた、今の私に必要な練習はこうだ。(<(_ _)>この練習内容は字で書いてもわかりにくと思います。あくまで発見の説明と思って下さい):


*腕に力をいれず、キーをタッチしていく。ゆっくり。一定の遅さで。

*そして、腕に力をいれず、打鍵の瞬間を速く、タッチしていく。テンポはゆーっくりでいいのだが、ゴルフで言うインパクトの瞬間、初速というかスピードをつける。でもすぐ力は抜く、ていうか最初から入れない!!

*そして、同じことをさらにノンレガートで。つまり音を切る。一定の速度で。安定するまでやる。(ボヤキ:こんなことを力を使わずやれ、とピアノ弾きは言われるのです!!)

この時、本当に手に力をいれてなければ、タッチの瞬間、手がビクンと反射するはずらしい。まだぎこちないけど、変化してきた。目に見えてというより、動きのインテグリティの変化に感じた。


*その後、普通に、力はいれずに弾いてみる。指に、鍵盤に、音に自分がのってきたようだ。

*また、音のかたまりを意識して手を準備する。4つまたは6つとか、束になっているはずだから。

それで弾くと、さらにまとまりがよくなった。

結論::その状態が最適な、私の手の甲の高さ、だそうだ。どうやら今まで低すぎたらしい。


今日発見したこと:
まず先生の言う高さがあって、それで弾く、のではなく、私自身がいろんな条件をクリアできるという動きを見つけていくことが大事。最適な動きをオーガナイズするというところか。

それも、余計な力を使わない練習で見つけた動きだから、筋肉も楽になるだろう。

*****

例えば、名人の画像だけ見てマネしても、自分の”動き”に当てはまるとは限らない。ただ、出したい音を出すために自分が探し当てた動きが、結果的に、先生がその音を出すときの形に類似する、ということは大いにあるかもしれない。


注:動きとは、この場合手の甲の高さ(ポジション)も含まれる。高さとか、形とか構えとか姿勢とかフォームというと、固定的なイメージだが、動きと思うと良いと思う。

注:実際は、確かに手の甲の高さが微妙に変わった。繰り返し言うと、高くすればいい、というわけではない。上記の動きが両立、もとい三国鼎立できる状態。

注:力を入れない、というより、力をぬいて、と言った方がいい。(先生はどうしても入れないで!っていうから、抜いて抜いて、と自分で言いかえるか、抜けている!としてしまうと良い。)それでも今日はもっと抜いて!と言われたが。

***

自宅でほかのフレーズも練習してみた。

音が隣接しているフレーズはいいが、特に、分散和音(アルペジオ)で降りてくるとき、私はどうやら手の甲をつぶしていたようだ。まさにcollapseしていた。さっき見つけた最適な手の甲のまま降りてきたら、うそみたいに上手く弾けた。最適なタッチができる動き(角度)だから当然といえば当然。

結論その2::アルペジオでは、私の場合、問題は指にではなく、それをつかさどる手の甲の動きにあったのだ!!

上記のポイントを踏まえて、全曲を弾いてみたら、なんか新鮮で面白かった。今までの練習はなんだったのか?最適も知らず、コラプスしたり、弾けていたり、それすらも一貫せず、ただ音の確認をしていたかのようだ。

ゆっくり、スタカートで、という練習をしなさいと、はるか昔から言われたが、それで何を見つけるか、ということに疑問を持っていた。馬鹿力でその練習をしても、実践のタッチとかけ離れていくだけだ。どんどん音に鈍感になってさえいく。なので、敢えていわゆる体育会系練習は避けていた。今日新しく自分に合った手の甲の状態が見えてきたことで、練習法の可能性も広がった。(力を抜くので、もはや体育会ではないし。。。)

****

その後、フレーズとか、テンポとか、強弱とかもろもろ、表現のレッスンもみっちりあった。集中して、よい時間だった。加藤さんありがとうございます!!

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演奏全般にも新たな光が見えてきた。なにしろバイエルから○○年以上たってるから、飽きる時が来るか不安で。。ピアノレッスンも面白いなあ、と久々に思えて安堵した。
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プロフィール

かおり

Author:かおり
アレクサンダーテクニーク研修生によるピアノレッスン
グランドピアノと演奏に役立つ解剖学を使ってレッスンをしています。
HP kaorikitagawa.jimdo.com
もっと上達したい、いい音を出したい、楽に弾きたい、練習しても思うように弾けないというを方を、ピアノを弾く立場からナビゲート致します。

私自身、幾度も行き詰まりながら、再びピアノを弾けるまでに復活し、念願のオーケストラとの共演も果たしました。

アレクサンダーテクニーク教師養成コース研修生として、美しい音と心と体にやさしいピアノ演奏を探求中。
Body Thinkingコーチ。

クラシックをメインに、ソロコンサートなど演奏活動をしています。

TOEIC970・日英通訳。

ジュリア・キャメロンのモーニングページ、アーティスツウェイを唱道しています。

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