8度のための手と指の構造

12/23
指がもっと開いたらいいな。
オクターブや和音が楽に弾けるのに。

と思ったことはありませんか?

手の大きさに恵まれている方以外にとっては、ピアノは大きな楽器です。
ドイツ人やロシア人の男性がバリバリ弾きこなしているものです。

それでも、ご自分の手の構造を理解すれば、もっと効果的に指を、いえ手を開くことが出来るようになります。開くというか、開くことに余計な力を使わず、結果指がより楽に動かせればいいんですよね。

そのために指の構造を調査しましょう!

まず、いわゆるナックルといわれる一番大きな節。手のひら側からみると、実は思ったより手首寄り(下)にあります。指を折ると横に走る手相が深くなりますね。その辺が指節関節です。水かきより軽く2センチは下ですよね。

次に、指の付け根。実はいわゆる手のひらとの境=上述のナックル、ではありません。

右手を甲から見た図

右手を甲側から見た図。ピンクが中手骨。これは掌に隠れた、いわゆる手の甲の骨ですが、これ指の骨
なのです!


次は掌側から見た図。ピンクで囲まれているのが、中手骨と手根骨で、一見指に見えない骨です。右手を掌から見た図

親指は(いわゆる指として)見える骨が2個。次が中手骨(↑雑に塗ってあるところ)です。
他の指は見える骨が3個で、次が中手骨(同上)となります。

まず親指の中手骨(同上)の付け根を見ましょう。赤の矢印が、手根中手関節・CMCという関節です。ここが大きく動くことが、人間の親指の可動性をぐんと高めています。

ちなみに親指の対向性といって、親指だけ他の4本と対面できるのも、その骨格と筋肉の構造のおかげです。人間の手の巧緻性を大きく向上させてくれました。

親指を動かす時、一番上の図でいうピンクとオレンジの間、中手指節関節・MCPを付け根と思うのではなく、赤の矢印(黒とピンクの間)、手根中手関節・CMCから動かせると思って下さい。
他の指も手根中手関節・CMCが付け根です。つまり”↑塗りつぶし”とその下の間が指の付け根。

つまり、いわゆる水かきは指の付け根ではありません。
水かきを広げて伸ばして指を大きく開くのは、構造上難しいのです。

今日のミッション:中手骨もあなたの指。CMC関節から指を開こう!
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プロフィール

かおり

Author:かおり
アレクサンダーテクニーク研修生によるピアノレッスン
グランドピアノと演奏に役立つ解剖学を使ってレッスンをしています。
HP kaorikitagawa.jimdo.com
もっと上達したい、いい音を出したい、楽に弾きたい、練習しても思うように弾けないというを方を、ピアノを弾く立場からナビゲート致します。

私自身、幾度も行き詰まりながら、再びピアノを弾けるまでに復活し、念願のオーケストラとの共演も果たしました。

アレクサンダーテクニーク教師養成コース研修生として、美しい音と心と体にやさしいピアノ演奏を探求中。
Body Thinkingコーチ。

クラシックをメインに、ソロコンサートなど演奏活動をしています。

TOEIC970・日英通訳。

ジュリア・キャメロンのモーニングページ、アーティスツウェイを唱道しています。

ツイッターアカウント@kaorilavender

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