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指と背中の意外な関係 広背筋 ピアニストのための解剖学

2014.01.30(08:18) 418

ピアノを弾いていると、指を動かすことが最重要課題のように思えてきます。
指だけをいかに動かすか、と考えてしまうかもしれません。

しかし指や腕は、それのみで動いているのではありません。腕の上部には広背筋という、とても大きな背中の筋肉がついています。

ということは、↓この文字通り広範囲におよぶ広背筋が、適切に働けばピアノ演奏の大きな味方になり、邪魔をすれば演奏の邪魔になる、ということです。
広背筋
こちらは大円筋。↓やはり腕についています。
大円筋
肩甲骨から上腕についています。
肩甲骨も腕について来ることが大切だとわかります。

広背筋はなんと骨盤から腕の上の方まで続いています。

つまり、手の末端は指先で、もう一つの末端ははるか遠く、お尻なのです。
手や腕は単独で動いているのではないことがよくわかります。

*仙骨、尾てい骨のほうによりかかり骨盤を後ろに寝かせて座ったり、腰やお尻に余計な緊張があると、腕のフリーダムも損なわれます。

*腰を不必要に力を入れて反らせることも、みぞおちをつぶして前にかがむことも、腕のためになりません。

*大円筋がついていますから、肩甲骨を後ろに引くことも指の助けになりません。
ピアノは前で弾きたいですよね。
 
広背筋を活かすには、前にもお話しした通り、まず坐骨の底のカーブで座ること。
股関節を軸とする骨盤の前傾を許してあげます。
そして、ヒップあたりの広背筋からも指にパワーが伝わることをイメージしましょう。

そしてもちろんアレクサンダーテクニークの原理、頭が脊椎の一番上で自由に動けることを思います。

今日のミッション:広背筋を知って、指の動きに貢献してもらおう!

ピアニスティックノート


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