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お勧め書籍@ビジネス あなたはなぜ値札にダマされるのか? スウェイの法則 ブラフマン兄弟著

2014.02.07(06:45) 426

スウェイ
人はなぜ損失を回避しようとして結局損をしてしまうのか?
そこには不合理な人間心理があるといいます。

しかも、かかっているものが大きいほど、リスクが大きいほど、
楽観的な決断を下しやすいのだそうです。OMG!(オーマイガ!)

【スウェイの法則】
1. 『損失回避の法則』=損失の可能性をなんとしても避けようとする
2. 『コミットメントの法則』=ある物事に時間や労力やお金をかけたあとでは、それがうまくいかないとわかっても止めることができない
3. 『価値基準の法則』=客観的なデータではなく、最初の印象に基づいて人やものの価値を判断する
4. 『評価バイアスの法則①』=ひとたびある物事に評価をくだすと、それに反する証拠が見えなくなる
5. 『評価バイアスの法則②』=評価ラベルを付けられた人は、実際にラベルどおりの特徴を身に付ける
6. 『プロセスの公平性の法則』=結果の損得よりも手続き上の公平性を重視する
7. 『金銭的インセンティブの法則』=報酬の可能性をちらつかされると、かえってモチベーションが下がる
8. 『グループ力学の法則』=4人に3人は、間違いだとわかっていながらも大多数の意見に従う

人間の心理なんですよね。

具体例として出てくるのは

天候不順に離陸を強行したKLMオランダ航空の悲劇。
NBAの選手の活躍時間とドラフト順位の相関性。
などなど。

特に冒頭の、機長の恐ろしい決断が引き起こす悲劇は血の気がひきました。

かかっているものが大きいほど、楽観主義を引き起こす。
そんな原則怖すぎでしょ!

優秀なパイロットだった彼の陥ったスウェイ(流されてしまうこと)の罠とは?

それからNBAでは、いったんドラフトの高順位がつくと、
それが選手のキャリアにずっと付いて回るという事実。

能力よりも最初のドラフト順位により、試合に出る時間が決まるというのです。

これは人間の先入観の強さを物語っています。

本人も、自分は選ばれた選手だ(まあ字の通りですが)
という思い込みがいい方向に働くのかもしれません。

実力重視の世界でさえ、監督は入団時の評価をひきずっているんですね。

思い込みのパワーと恐ろしさを感じます。

一読して損はない本です。

ピアニスティックノート


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