椅子の高さの正解は? 関節の可動性を試そう!

04/08
ピアノの椅子の高さ。悩ましい問題ですね。

これははっきりとしたセオリーはないのですが、正確には、体幹と肘と手首の高さの関係、それらと鍵盤の関係、ですよね。

私も記憶にあるだけで、低め→高め→低め→高め→低め→高めに替えたところ←今ここ、と変遷しています。地球の気温みたいですね(^_^;)。

近頃は、機能的優位ポジションをピアノを弾く時に使おうと思って、おおむね標準くらい?には高くしています。後日これについて書きます。

鍵盤の高さも楽器やインシュレーターの有無によって違いますし、椅子によってはこれ以上低くできない、ということもあると思います。

これにプラスして、

体格、腕の長さ、可動性の個人差
得意なテクニック、不得意なテクニック
曲の特性
など

多くのファクターがあるため、一概にこれが一番いい、と言えないものだと思います。

高めがいいという先生もいらっしゃって、現時点で私も賛成なのですが、じゃあどれだけ高ければいいのか。そればっかりは試行錯誤するしかありません。

そして当ブログはピアニストのためのボディシンキングですから、実験をすることはできます。

例えば、自分で気づかない制約を肩、ひじ、手首などいずれかの関節に、またはすべての関節にかけてしまっているとします。

そして、いつもの状態から

椅子を高くする
椅子を低くする

の両方を試してみます。

もし変えてみて楽に弾けるようになる場合、ある箇所への(可動性への)制約が減少したと考えられます。

個人の癖により、手首の制約が軽くなったり、肘の制約が減ったり、いろんなケースがあると思います。

腕の関節の制約は、指よりもおおごとなのです。

なぜなら、根元に近いところの10の制約は、指先に1000の影響を与えるからです。キャシー先生はこれをexponential=”べき乗”といっていました。

肩、ひじ、手首に各10の制約だとして、指の受ける影響は30ではなく、1000ということです。

ですから、椅子の高さの実験によって、10の制約が0になれば、おのずと指がピアノを弾き易くなる、ということが起こる訳です。

これで今の自分が制約をかけているとわかったなら、より楽なポジションを試してみることです。

そしてその時、頭が脊椎の一番上で自由に動けることを思い出してください!

今日のミッション:椅子の高さに正解はない。関節の可動性を得られるポジションを試してみるべし!
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かおり

Author:かおり
アレクサンダーテクニーク研修生によるピアノレッスン
グランドピアノと演奏に役立つ解剖学を使ってレッスンをしています。
HP kaorikitagawa.jimdo.com
もっと上達したい、いい音を出したい、楽に弾きたい、練習しても思うように弾けないというを方を、ピアノを弾く立場からナビゲート致します。

私自身、幾度も行き詰まりながら、再びピアノを弾けるまでに復活し、念願のオーケストラとの共演も果たしました。

アレクサンダーテクニーク教師養成コース研修生として、美しい音と心と体にやさしいピアノ演奏を探求中。
Body Thinkingコーチ。

クラシックをメインに、ソロコンサートなど演奏活動をしています。

TOEIC970・日英通訳。

ジュリア・キャメロンのモーニングページ、アーティスツウェイを唱道しています。

ツイッターアカウント@kaorilavender

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