アレクサンダーテクニーク研修生によるピアノレッスン

ピアニスティックノート

私はピアノ椅子が選べるときは、背もたれと高さ調節のぎざぎざが付いている、いわゆるトムソン椅子を選びます。

ねじねじ左右の丸いのを回して高さを変える椅子も、幅が広く、座面も高級感があり、よいものなのですが、下げたいのに上がってしまったり、自分の好みの高さが前の人とかけ離れていて、戻すのに時間がかかったりと、あまり心臓によろしくないこともありますので。

ねじねじするくらいなら、トムソン椅子とささっと入れ替えたり、ということが本番前にあるわけです。

発表会だと、納得できるように動かしていいですからね、という雰囲気なのですが、オーディションですと、あまり手間取る訳にもいきません。たいした時間ではないのですが、あまりのんびりとはやりにくく。コンサートでMCさんが紹介を進めてしまったり。

椅子を選べない時は私もさすがに観念します。現実と折り合って、ですからね。

デリケートな本番直前に椅子を持ち上げる。そんな時、アレクサンダーテクニークを使うと良いのです。

力持ちな人なら平気でしょうが、あまり演奏前に腕で力頼みの作業をしたくないので、ことさら丁寧に体を動かすのです。

指も腕も、椅子に手がかかってから必要な力を発揮すればいいのです。
椅子が持ち上がる時は、自分があがってくる、と思うのです。

持つ前から、もう腕に力が入ってしまうことが多いのですが、それはしなくてOK。

こういうことはよくあります。マッサージをしてあげる時、その人の体に触れる前から、このくらい力を入れよう、と決めつけてしまったり。

当然、初めて楽器に触れたら、その手ごたえによってタッチを微調整すべきです。それなしに事前に決めつけた力で弾き通しても、楽器は絶対に鳴ってくれません。

実際は、触れて初めてそこから力を入れ始めればいいのです。それが必要な力を出す鍵です。

今日のミッション: 仕事の前から力を入れなくて良い。手が触れてから必要な力を体が出してくれる、と思ってみよう!
テーマ : art・芸術・美術    ジャンル : 学問・文化・芸術
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プロフィール

かおり

Author:かおり
アレクサンダーテクニーク研修生によるピアノレッスン
グランドピアノと演奏に役立つ解剖学を使ってレッスンをしています。
HP kaorikitagawa.jimdo.com
もっと上達したい、いい音を出したい、楽に弾きたい、練習しても思うように弾けないというを方を、ピアノを弾く立場からナビゲート致します。

私自身、幾度も行き詰まりながら、再びピアノを弾けるまでに復活し、念願のオーケストラとの共演も果たしました。

アレクサンダーテクニーク教師養成コース研修生として、美しい音と心と体にやさしいピアノ演奏を探求中。
Body Thinkingコーチ。

クラシックをメインに、ソロコンサートなど演奏活動をしています。

TOEIC970・日英通訳。

ジュリア・キャメロンのモーニングページ、アーティスツウェイを唱道しています。

ツイッターアカウント@kaorilavender

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