アレクサンダーテクニーク研修生によるピアノレッスン

ピアニスティックノート

今日はThinking Bodyのクラスでした。

その中で、みんなの前でピアノを弾くというレッスンを選びました。

用意した楽譜はブラームスのインテルメッツォ118-2。

押しも押されぬブラームスの名曲中の名曲です。

今日の課題として、
すでに弾ける曲なので、イメージをそのまま音にしたい、
といったところ、

康裕さんは、

キャシー(シアトルからくる先生)のいう、
聴衆をどんな動作にご招待したいか、
動詞(verb)を考えて、招き続けて弾いてみて

といきなり実験の提案をしてくれました。

普通、一回やってみて、それからティーチャーが何か言うのですが、
かおりさん、最初から実験してみましょう、と。

最初の演奏。

招き続けて弾くことはできました。
悪くないと思いました。

ピアノの先生であるたづこさんも、
いろいろ考えてくれて、
最終的に

もっとよくなれる気がする
といってくれました。

私も、

そうだ!こんなもんじゃない!

と口に出していました。

同時に、自分が演奏上の安全圏に居ようとしていたことに気づきました。

それを告白し、あることを心に決め、再現部からもう一度。

その演奏中、涙がにじんできました。
だってそれは私のやりたかった演奏だったから。

どうでしたか?との問いに対する私のコメント

皆さんがswingしたらいいなあと招いていました。
それなのに自分は正しい動きをしようと、自らを制約していました。
だから、
今まで学んだボディシンキング、
たった今人様に教えさえした解剖学、
すべて、捨てて、自分が動きたいように動く!
そう思って弾いたんです。
そうしたら、久しぶりに涙が出ちゃった(;_:)
今日はここまででいいです。ありがとうございました。

とレッスン終了。

私は知らず知らずのうちに、

過去に出した美しい音、それを壊したくない
学んだ正しい動きからはずれたくない

という思いから、自分の動きに制限をしていたのです。
体だけじゃない、心に制約をかけていました。

だから、
”すべて”やめて
やりたい音楽をやるためにすべてを許しました。
心身を解き放ったんです。

たづ子さんは(彼女はいつも演奏へのコメントがとても秀逸なのです!(^^)!)

ドイツ人の巨匠がそこにいるみたい。
ブラームスが弾いているみたいだった。
私もずっと弾きたい曲なんだよ。
よかったよ。

そういってくれました。

先日の講座で生徒さんが最後に聞かせてくれた音色を
思い出してはうるっとしていたのに、
今日は自分が解放されてうるうるしてしまいました。

今日の教訓:できるようになったら、安全圏を飛び出して。自分を解き放って、自由に弾いてみよう!
テーマ : ピアノ    ジャンル : 音楽
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プロフィール

かおり

Author:かおり
アレクサンダーテクニーク研修生によるピアノレッスン
グランドピアノと演奏に役立つ解剖学を使ってレッスンをしています。
HP kaorikitagawa.jimdo.com
もっと上達したい、いい音を出したい、楽に弾きたい、練習しても思うように弾けないというを方を、ピアノを弾く立場からナビゲート致します。

私自身、幾度も行き詰まりながら、再びピアノを弾けるまでに復活し、念願のオーケストラとの共演も果たしました。

アレクサンダーテクニーク教師養成コース研修生として、美しい音と心と体にやさしいピアノ演奏を探求中。
Body Thinkingコーチ。

クラシックをメインに、ソロコンサートなど演奏活動をしています。

TOEIC970・日英通訳。

ジュリア・キャメロンのモーニングページ、アーティスツウェイを唱道しています。

ツイッターアカウント@kaorilavender

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