ホロヴィッツのモーツァルト


巨匠ホロヴィッツが協奏曲を録音している模様です。23番イ長調。これは2楽章です。とても美しく、哀しみを湛えた2楽章。ホロヴィッツは淡々と美しく弾いて、曲の良さがじわじわきます。決してやりすぎず、また病的ではない音楽です。極小のピアニシモに、あれ聞こえない?いや聞こえる!と驚かされます。

大きな鼻をしごいたり、指揮のように手を振ったり、オケの後ソロだ、というときの切り替えの瞬間。録音がうまくいった時の表情。3楽章はもっとお茶目でした。Very good.と再生を聞いて満足げな様子。おしゃれなネクタイ。どれをとっても彼自身が正にエピック。至近距離からキーをタッチする独特の演奏スタイル。使わない小指は折り曲げられ、ベストを着た上体は一切無駄に動いていないように見えます。



YOUTUBEに感謝したいのは、今やテレビで見ることができない名人の演奏の様子をつぶさに見られることです。これ見て彼を愛さずにいられる人はいるでしょうか?

26番戴冠式ならグルダの弾きふりが面白いです。これまた狙わずにお茶目なのです。また後日書きます。

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