練習は洗練のため。できないからやる、ではなく。

昨日はATのクラスに出席しました。

朝、最近どうですか?
というかんじで、ティーチャーのKさんが
みんなから話を聞き、話し合うテーマを見つけていきます。

その中で、キャシーに習ったことを
あらためて話してくれた人がいました。

練習はなんのためにすると思う?
洗練するため。
できないから練習するのではなく。
動きを洗練したいからやるの。

これは私もキャシーから聞いて以後、
常々考えていたことで、
refine・洗練する=
つまり最も効率のいい動きを
必要なだけの力でやる

fine movement 丁寧な動きが必要。 

たとえば動きの幅を線であらわすとしたら、
その線を1センチ幅から1ミリ単位へ、
ミクロン単位へと
ベストのラインに向けて細くしていくのです。

それは動きのラインだけではなく、
呼吸、楽器に息を吹き込むこと、
声を出すこともそうです。

いかに最適な動きでやれるか。
アイディアも洗練します。

これで最適と思ってもまだ先があります。

これが表現のおもしろいところで、
ATで総合的に演奏効果が変わるのです。

この秋新しい曲を練習し始めました。

早く両手で弾けることを願わず、
少しづつ、正に洗練した音と動きを目指しています。

弾けるようになってから洗練するのではなく、
譜読みの最初からアレクサンダーテクニークを使って
弾いていくわけです。

昨日はその曲を弾くところをレッスンしてもらいました。

股関節も生き生きしていい、と口に一度出してから弾く。
演奏の意図を持つ。聴衆にやってほしいことは?
背中もその演奏にふくめてあげよう。

そういう提案をいただいて弾くと、
どんどん未体験の音楽が紡ぎだされました。

出た音も新しいし、
弾いている自分にとっても
不慣れな新しい感じがします。

変化が確実に起こっています。

ただ、提案を試した結果どうだったか
を言葉でいうのが最近難しいのです。

一度目のトライはいいのですが、
3回目くらいはもうあまりにも新しくて。

ピアノの歌が聞こえた、という時もありました。

バッハはチェンバロやオルガンのために作曲したのに、
現代のピアノでこんな風に鳴るって知っていたのでしょうか?

ピアノで弾いても味わいが出る、さすがバッハです。

未体験の開拓はまだ続きます。


ピアノ演奏に行き詰った方、一緒に探究しませんか?
11/29㈰のコース、まだOKです。
HP

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