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インテンポで弾けない時は・・・尺屈を疑え!

2015.12.03(06:30) 746

冬休みはおうちでしっかり練習したい!という方に朗報です。

ピアノ弾きが弾きたい曲には、
たいてインテンポで弾くのが難しい個所があります。

それはお宝の前に立ちはだかるラスボスのような存在です。

お前さえ、お前さえ・・・

ラスボスだらけの曲もありますが^^;。

大半がクリアできているのに、
そこだけは・・・という箇所。

または、弾けてはいるのに、

先生が
もっとこういう風に!

と見せてくれるように弾けないところ。

レッスン中にそれができないと
なんか敗北感があります。

私の場合、ありました、というべきでしょうか。

インテンポですぐに先生の教えた通りにできないような、
自主練習でちっとも弾けるようにならないような

オクターブ満載のパッセージ。
複雑なアルペジオ。
音階のようで音階でない音型。

しかも曲のレベルは問題ないときている!
95%は問題なく弾ける。

そんな時は、おそらく99%の確度で、(おそらくじゃないか)

あなたには
そんな”弾きがいのあるパッセージ”を弾く技術が
本当はあります!

ある音型、ある音程。
その組み合わせによっては、

手首の内転=手の尺屈 
(まぎらわしいですが、手首を小指のほうへ曲げることです。
この図では左手を左へ曲げる動き)
尺屈

という動きをしたり
しなかったり、という
かなり繊細な調整が必要なのです。

それも人によって千差万別で、
この音符から上はこうしろ、
と一概に言えません。

個人差によって
曲によって、パッセージによって
自由自在に調整しなければなりません。

ですが、

私たちは今まで身に着けた感覚で
いつのまにか、
この辺の音程はこんな手で、
と決めてしまっているのです。

体から遠いのに
手に尺屈をさせまいとしていたのです。

スクールで何人もの方々に
実践していただいて実証済みですが、

この尺屈を

適切なだけ、
適切な場所(ピアノで言う音程)で
手にさせてあげれば、

あら不思議。

その厄介なところが、弾けてしまうのです。

魔法のように。

でも魔法でもなんでもなくて、
ただ腕に無理をさせないからです。

腕の無理は、指先で”べき乗”の無理になりますから、
それをしなければ指は自在に動いてくれます。

指を鍵盤に垂直にもっていきたいがために、
私たちはひじや腕を、
必要以上に高音部や低音部に持ってきてしまっていたのです。

その腕の無理をやめるには。

指先は鍵盤を押さえるという意図を持ちながら鍵盤上を滑り、
手首は自然なところで尺屈させてあげる必要があります。

指先から高音へ
指先から低音へ

本当に丁寧に滑らせてみてください。
手首は自然に曲げさせてあげて。

何往復かするといいでしょう。

これは左手がト音記号以上に来たとき、
右手がヘ音記号に来たときにも有効です。

今度は
手を鍵盤に正対させようと
頑張って左手を右へもってきてしまいがちです。

でも、
ただ長い指が斜めに高い音をタッチできればいいのです。

交差して跳躍する音は、
おそらく運指が2か3だったりしませんか?
そんな音を1で弾かないでくださいね。

腕に無理をさせて手を正対させるより
楽して2か3の長い指で弾く方が

ちゃんと引けます。
むしろいい音が出ます。

お試しあれ!

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