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コンサート中の感覚 追記

2011.12.12(15:03) 76

昨日のコンサートは、いつの練習会よりも、リハよりも、断然いい演奏をすることができました。その時、自分が感じたことを、思い出してまとめてみます。


:練習では、ミスなくきっちり弾けていて、この分なら大丈夫という感じがあったが、本番では、きっちりというより、音のなめらかさが増して、ことに音楽の流れがよかった。音の柔らかさも増していた。

空間に響く音を感じていた。空間とそこに響く音をイメージしていた。

鍵盤をタッチする記憶より、音での記憶が残っている。

お客様を見るのが楽しかった。見て、お辞儀、拍手という形で、コミュニケーションが取れていた。対話が感じられた。演奏が始まると、一人で弾くのも寂しくなかった。

体の動きと、音楽の動きが連動していた。また、行きたいところへ行ける感じがした。88鍵のピアノが小さく感じた。

照明をいっぱいに浴びていて暖かかった。鍵盤も光って見えたが、自分の体が内側から仄明るくひかっているような不思議な感覚だった。

そして、その光は、抗菌加工みたいなバリアに守られていて、そのバリアは何物にも破られない、という確信があった。

自分の体をコントロールできるんだ、ということがわかった。

私はできるんだ、とか、本番に強いんだとか、無理して強がる気持ちや、誰に優越しようとか競争的な気持ちはなかった。

ステージ上の空間に、自分が一体化して溶け込んでいる感じがした。

この出来は、まぐれではない、とわかっていた。:



こうしてみると、ATのレッスンで練習したことが、ピアノ音楽の人前での演奏という形で実体化したかのようです。

不思議な感じ、新しい自分、おお出来てるという快感、と昨日書きましたが、具体的に記述すると上の通りです。

弾き振りの動画で指揮者兼ピアニストの人たちが自在に動いていたように、音楽を表出するために自分が存在して、動いていた、そういうことのようです。

お店の方も感心して下さった自分のステージでした。本当に楽しかった!!わざわざおいで下さったお客様にその演奏を見てもらえて、本当に良かったです。


ピアニスティックノート


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