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音楽に合わせて踊る人、音楽と同時に踊る人

2016.01.24(06:25) 778

ジェレミー校長がクラスで言った言葉があります。

音楽”に”合わせて踊る人と、音楽と”同時に”踊る人がいる。

そして、

音楽、つまりオーケストラと同時に踊る人は、
まるで彼が音楽を紡いでいるかのように見えると。

動きと音が、魔法のように一緒に生まれているのと。

また、

音楽”に”合わせる人は、
10億分の1秒遅れている、と。

ジェレミーは、演劇・映画監督だった人で
ミュージシャンではないけれど、
パフォーマンスを見る目はさすがだなあ、と思ったものです。

なぜそう思ったかというと、
私も感じていたからです。

そうなのそうなの!

コンチェルトでも、
”オケと一緒に出る音ベース”で弾かないと、
ピアノは十億分の1秒遅れっぱなし。

オケはピアノが聞こえてくれば聞きたいと思ってくれる。

でも10億分の一秒遅れでは、その大事な瞬間、聞こえない。

ダブルスのお見合いみたいに
お互いのエッジを殺し合ってしまいます。

アレグロ感もなにも、
失われた音楽になります。

”合って”はいても。

音楽が前に進んでいる!という記事を書きました。

アレクサンダーの発見を活かせば、
音楽は前に進んでいます。

頭と脊椎の関係性を思い出せば、

イメージした通りに音楽が流れます。
音が出ます。

私が師事した先生のおひとりは、
歌と同時にピアノの音がほわーん♪と飛んでいました。

コーラス団を複数聴く機会があると、
合っているようで遅れているピアノを目撃することがあります。

直前に指を振り上げて、
音のタイミングでそれを振り下ろす。

当然それから音が上がってくるのですから、
既に10億分の1秒以上遅いのです。

振り下ろしてキーを叩くのから、音のアタックも殺されている。

ほわーんと飛びません。

それがピアノというものだ、という認識ならば気づかないでしょう。
間違ってはいないのですから。

でも、思ったときには音が飛んでいるピアノを聴けば、
わかるはずです。

イメージした通りに音が飛ぶ
音楽が前に進む演奏、
アレグロ、

ご自分でも体験してみませんか?


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