AT:古い使い方と、新しい使い方

12/18
先週のコンサートでは、こんな空気作ったことがない、という演奏を経験しました。どう変化しているか、マトリックスを作ってみました。


古い自分:コントロールには緊張が必要。固めてきっちり弾く。そう練習を積めば、おのずときっちり本番で弾ける。音よりも、手をコントロールすることに集中する。

新しい自分:頭と脊椎を解放して、コーディネーション(協調作用)を生むことが必要。コーディネーションが働けば、演奏は上手くいく。体より、音楽のイメージ、プランを持ち続ける。

先日、自分が舞台上の空気に溶け込んで、透明になったように感じたのですが、固めてきっちりをやらなかったことで、新しい体の感覚が生まれたのかもしれません。


ところが、2,3日前、子供とジブリソングを歌ったとき、”これくらいすぐ弾けるわよ”と思ったラピュタの歌が、あれれ??というくらい弾けませんでした。

どうも、古い自分と新しい自分が、自分の中で喧嘩してしまい、どっちもできなかったようなのです。古い自分ができなくて、まあよかったというべきか。とにかく、きっちりも弾けず、解放感もなく、情けなかった!!

モーツァルトで行った、緻密なプラン作りもなく、いきなり楽譜の指示する音だけを出そうとして、うまく弾けるわけありませんでした。とりあえず音を歌の通りだそうとすることは、ATでいうエンドゲイニング(結果を先取りしたがる行為)のようなものです。

この歌をこう盛り上げたい、こう演奏したい、というイメージがないと、協調作用は働いてくれません。音符を指で追うのではなく、頭の上でラピュタの歌が流れる、それに私のピアノが溶け合うように、とイメージしてあげたら、気持ち良い演奏ができそうです。

練習スタイルも変わってきそうです。しばらくは、ソロで協調作用を生かす練習を積んでいこうと思います。人と合わせる時にまず求められる音を出そうとする限り、また同じ痛みに苦しむことになると思うからです。

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かおり

Author:かおり
アレクサンダーテクニーク研修生によるピアノレッスン
グランドピアノと演奏に役立つ解剖学を使ってレッスンをしています。
HP kaorikitagawa.jimdo.com
もっと上達したい、いい音を出したい、楽に弾きたい、練習しても思うように弾けないというを方を、ピアノを弾く立場からナビゲート致します。

私自身、幾度も行き詰まりながら、再びピアノを弾けるまでに復活し、念願のオーケストラとの共演も果たしました。

アレクサンダーテクニーク教師養成コース研修生として、美しい音と心と体にやさしいピアノ演奏を探求中。
Body Thinkingコーチ。

クラシックをメインに、ソロコンサートなど演奏活動をしています。

TOEIC970・日英通訳。

ジュリア・キャメロンのモーニングページ、アーティスツウェイを唱道しています。

ツイッターアカウント@kaorilavender

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