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楽譜は平面でも、音楽の世界を見る

生徒さんとのレッスンでは、楽譜を見る、ということを取り上げることがあります。


指でやっていることに問題がなくとも、目の周りに力を入れることで、

首や肩にも影響がでるからです。

肩で10影響があれば、指先で100、1000になります。


繊細なタッチをコントロールするには、

できるだけ影響がないほうがいいのです。


譜面に、十六分音符の羅列が見えます。
(多くのピアニストは、その時点で心穏やかではなく、しばしば楽譜をにらんたりしてしまいます)

確かに紙は平面で、黒い音符がたくさん描かれていますが、
それでもそこに描かれている音楽の世界を見ましょう。

音楽の深い深い森へ、聞き手を誘いましょう。

そう、ロマン・ロランが傑作の森と評した、ベートーヴェンのピアノソナタ。
音楽で描かれた世界を見るつもりで楽譜を見ましょう。

表現したいものだけを考えます。
そして、レッスンした頭と脊椎の関係、体の使い方も考えます。

すると、オーロラ、とも呼ばれた、美しいロンドが流れてきました。
ピアノの森に包まれたようでした。

同じピアノなのに、最初に生徒さんが弾いてくださったのとは、音質も響きもまったく違っていました。

ご本人に確認しましたが、弾き方は変えたつもりがなかったのに。

私たちは音符とテクニックに頭がとらわれてしまいがちです。

それでも、一番いい音を引き出してくれるのは、

どんな音楽を描きたいか、こんな音楽にしたい、という望みなのです。


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プロフィール

きたがわかおり

Author:きたがわかおり
美しい音を探求するピアノボディスクール
アレクサンダーテクニーク教師(仮免許実習中)
グランドピアノと演奏に役立つ解剖学を使ってレッスンをしています。
HP https://kaorikitagawa.jimdo.com
もっと上達したい、いい音を出したい、楽に弾きたい、練習しても思うように弾けない、本番を楽しみたい、というを方を、ピアノを弾く立場からナビゲート致します。

私自身、幾度も行き詰まりながら、再びピアノを弾けるまでに復活し、念願のソロコンサートやオーケストラとの共演も果たしました。

アレクサンダーテクニーク教師(仮免許実習中)として、美しい音と心と体にやさしいピアノ演奏を探求中。
Body Thinkingコーチ。

クラシックをメインに、ソロコンサートなど演奏活動をしています。

TOEIC970・日英通訳。

ジュリア・キャメロンのモーニングページ、アーティスツウェイを唱道しています。

ツイッターアカウント@kaorilavender
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