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無心で向かう 2時間超の大曲レッスンを受けられた訳

台風の影響が気になりますね。

土曜日の昨日は、ピアニストの先生のレッスンを受けてきました。

ショパンの協奏曲は1楽章を弾いたので、次は3楽章です。

2楽章は併行しておいおい弾くとして、やはりラスボス3楽章を早めに目途をつけたいですからね。(11月から1楽章を始めたものの、難所が複雑すぎて、最後は追い上げるしかなかったので大変でした。)

コンチェルトは時間もかかり大変で特殊ですが、理想的には、常に半年先、1年先、その先を見越して選曲、勉強、演奏していきたいと考えています。

となると、次の9月まで、コンチェルトは日の目を見ません。

それでは寂しすぎます、クリスマスコンサートに弾く曲もないなんて!
そこでバッハプログラムを構想していたころのWordファイルを開いてみました。

シャコンヌをまだ弾いていないではないですか!

弾けるかなんてわかりませんが、とにかくその日のうちに9月29日に、手を付け始めました。

楽譜自体は10数年前に手に入れて、ちょいちょいやって見てはいたのですが、弾ける気がしなかった。

9月に弾いてみて、自分の変化に気付きました。ショパンでは細かい音が多かったのですが、ブゾーニ編のシャコンヌは重厚な多声が特徴的です。

響きが厚くて、自分でもこんな音が出るなんて、と驚きました。
いきなり両手で弾ける部分が増大していました。
タッチタイピングというか、タッチの精密度が上がっていました。

つまり端的にいうと腕があがった、ということでしょうか。

なんかショパンよりこっちの方が早くできそう。
そう、正に今弾くべくして弾いた!と言う感じです。

楽しくてしょうがありません。


前置きが長くなりましたが、10/21に早速2時間のレッスンをお願いして、3楽章とともに見ていただきました。
初めて先生の前で弾く3楽章は、いやはや大変でした。両手で弾くと、まだまだゆっくりでもクリアーでないところが丸わかりです。

大事なのは、そこで、自分をジャッジして、弾けてない!だめだ!と言ってしまわないこと。
何度も自己嫌悪に陥りかけました。でも、弾けないからこそ習っているのです。

自分をジャッジしてもいい音は出ない、指も動かない。そのことは自分が一番わかっているのです。

ひたすら無心でピアノに向かいました。
私と先生とピアノがあるというより、そこに演奏とレッスンだけがありました。

1時間以上3楽章をレッスンしていただいたのち、シャコンヌに取り掛かりました。
すべてのフレーズにアドバイスをいただいて、もう並みの充実度なんてものじゃありません!

あっというまの2時間でした。

頭がすっきりしていました。
腕もさほど疲れていません。むしろ今まで練習した時より楽です。
帰ってからも録音を聴いて、ピアノでもおさらいしました。

生徒としてレッスンを受けながらでも、全身の協調をもたらす建設的思考は役に立ちます。
練習の質、レッスンの質をあげることができ、同じ時間の練習でも充実度があがります。

なにより疲れにくくなり、練習量も増やすことができます。
それも根性の練習時間、ではなく、建設的な練習です。

ただうるさい音ではなく、ピアノの響きを体で止めてしまわない、デリシャスな音に囲まれて練習できます。

コンチェルトやシャコンヌが弾けることも素晴らしいですが、一人でいても、充実した時間がピアノと過ごせる幸せがありました。

これこそピアノを学ぶ人の醍醐味ですよね。


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プロフィール

きたがわかおり

Author:きたがわかおり
美しい音を探求するピアノボディスクール
アレクサンダーテクニーク教師(仮免許実習中)
グランドピアノと演奏に役立つ解剖学を使ってレッスンをしています。
HP https://kaorikitagawa.jimdo.com
もっと上達したい、いい音を出したい、楽に弾きたい、練習しても思うように弾けない、本番を楽しみたい、というを方を、ピアノを弾く立場からナビゲート致します。

私自身、幾度も行き詰まりながら、再びピアノを弾けるまでに復活し、念願のソロコンサートやオーケストラとの共演も果たしました。

アレクサンダーテクニーク教師(仮免許実習中)として、美しい音と心と体にやさしいピアノ演奏を探求中。
Body Thinkingコーチ。

クラシックをメインに、ソロコンサートなど演奏活動をしています。

TOEIC970・日英通訳。

ジュリア・キャメロンのモーニングページ、アーティスツウェイを唱道しています。

ツイッターアカウント@kaorilavender
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